施設の紹介

1. 苺狩りハウス21棟(約7,000平米)
6品種約49,000株を栽培しています。ハウス内の温度は、天窓自動開閉により自動調整です。
苺狩りハウス
 
2. 高設養液栽培システムの導入
高設養液栽培施設では、立ったままで苺狩りができ通路も広く、車椅子の方やベビーカーでも苺狩りがお楽しみいただけます。また、苺が宙に浮いており、土などが付着しない清潔な苺が食べられます。通路にはマットが敷いてあるので、ホコリなどが出にくくなっており、天候不順な時も、長靴は不要です。
苺が浮いている事により、日中、苺が極端に高温(冬場は25度前後、5月でも30度以下)にならないため、果肉がゆっくり赤く熟して糖度も上がり、果肉もしっかりして食感も良く日持ちします。
また、高温・結露防止によりアンチシアン色素が破壊されず、真っ赤な光沢のある苺が出来ます。
高設養液栽培システム
  • 苺を栽培するベット一式
    土の代わりに、給排水性の良いヤシ殻を使い、外枠は発砲スチロールで作られており、保温性に優れています。
  • 潅液装置
    潅液装置が、苺を栽培するベットに肥料を供給します。4ブロックの肥料濃度と肥料量、時間を自動管理しています。排液量も適切に管理しています。
  • 温湯機(ボイラー)地下暖房
    ベットの内側にホースを通してお湯を流し、夜間の苺の地下部(根)の温度を最低15度前後に保っています。
  • 給水タンク
    水道水を自動で給水します
  • 枝折れ防止ロープ一式
    高設養液栽培は、大きい苺の枝が折れると美味しくない苺になります。苺の果実の枝を支えるロープを張っています。章姫は、ベットのヤシ殻を他の品種よりも多く盛り枝折れを防止しています。枝折れ防止が付いているところは、大きな苺が取れる証拠です。

  • 苺を栽培するベット一式

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  • 温湯機(ボイラー)地下暖房
3. ハウス内の環境コントロール設備
苺の栽培環境を最適にするため、ハウス内温度、炭酸ガス、風量を管理しています。

  • 暖房機7台
    午前は25度前後、夜間最低温度10~15度に保っています。苺の品種ごとに温度を変えるために各ハウスに1台計7台を導入しています。4段サーモ付き。
  • 天窓開閉装置(各棟に大窓・小窓を装備)
    ハウス内温度を自動管理します。
  • 炭酸ガス発生装置(生ガス)7台
    苺の光合成を促すためにハウス内の炭酸ガスを増やします。自然界300ppmに対し、約4倍の1200ppmに自動的にします。
  • エアービーム12台
    温度や炭酸ガス濃度を、迅速に均一化。
  • プロファインダー
    最高400ppm。
  • 電照設備(蛍光灯W,個)
    冬場の葉の展開促進のために、夜間照明を行う。(章姫は不要)。ナイターも可能。
  • みつばちを使った人工交配

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  • 天窓開閉装置

  • プロファインダー

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  • みつばちを使った人工交配
4. 休憩場・トイレ・駐車場などの付帯設備
苺狩り、直売所に来られたお客様が、快適に過ごせるために、苺狩り以外の設備にも気配りいたしました。

  • 駐車場100台
    何時ご来園いただいても、駐車できるように直売所前に100台分の無料駐車場があります。
  • 車椅子専用駐車場1台分
    各ハウスの入口前に車椅子専用駐車場を常設しています。車椅子専用駐車場が必要な時は、事前にご連絡頂ければ確保いたします。
  • 一般用水洗トイレ
    一般のお客様用に男性用・女性用に水洗トイレ各2台ご用意してあります。
  • 休憩場
    大人数の時は、バーベキューハウスを休憩場としてご利用になれます。丸太の椅子・テーブルで落ち着いて休むことができます。
  • 手洗い用水
    手洗い専用です。飲めませんのでご注意ください。

  • 駐車場100台

  • 車椅子専用駐車場1台分

  • 一般用水洗トイレ
5. バリアフリーのご紹介
車椅子専用水洗トイレ車椅子やベビーカーで苺狩りが出来、 車椅子専用水洗トイレ、 車椅子専用駐車場(入り口横に常時1台分確保)、舗装駐車場完備。バスも入り口横に駐車可能。盲導犬もご一緒にご入館できます。
6. 親株の育苗ハウス3棟(夜冷ハウス1棟含む)
親株ハウスは、3月から9月まで栽培を行います。育苗ハウスは、苺の苗を7月から9月まで育苗します。

農業では、昔から、苗半作と言われているように、苺の栽培でも重要なのは、良い苗を作らねばなりません。そのために、 苺狩りハウスと別に育苗ハウスを持っております。苺の収穫時期のピークを分割するために夜令設備(冷房装置)で、栽培の半分を促成栽培としております。
この他、苺の栽培の基本要素は、(1)光 (2)炭酸ガス (3)水・肥料があります。それ以外に多数の要素があります。

苺の実を大きくしたり、甘くするのには、各品種の苺が喜ぶ環境にすればよいのです。当館は、自然環境に存在する条件より、もっと最適な条件を、最新鋭の設備で品種ごとに作り出しております。また苺の果 実を大きくしたり、糖度を上げる為に苺果実の温度が上昇(25度前後)しないようにハウス内の温度管理を低温にしたり、黒マルチの代わりに、白いマルチを使ったり、高設養液栽培で苺を空中に浮かしております。

栽培条件をさらに細かく分けると、
(1)地上部(葉)の温度
(2)地下部(根)の温度
(3)炭酸ガス濃度と時間
(4)肥料濃度
(5)肥料と水の量 (与えた肥料と戻った肥料量)
(6)肥料を与える時間
(7)電照の明るさと時間
(8)養面 散布(微量要素の補助とアミノ酸等の植物活性剤を葉から供給)
(9)苺の手入れ(葉欠き、脇芽取り、摘花)などがあります。
(10)水の質
(11)害虫や病気の防除などです。

これらの最適条件を見つける為には、実験計画法で見つけると良いのですがこれがなかなか難しい。
そこで、毎年、毎日条件を変えながら最適条件を模索しております。当館は、6種類の苺を栽培しているため、それぞれの最適条件を探し品種ごとに管理を変えなければなりません。時々良かろうと思って変更した事が、改悪になることもあります。その年、その時期にご来館されたお客様は、あまり出来栄えの良くない苺の場合も有りますのでご了承ください。

7. 高品質な苺を届ける
収穫されたいちごは、選別場で選別作業が行われます。常に高品質のいちごをお届けするために、手早く選別、梱包し、新鮮完熟のいちごを届けます。